消化吸収を助ける:健脾

【健脾(けんぴ)】
食べ物の消化吸収の役割をになう、「脾(ひ)」の働きを助ける食材です。

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野菜/きのこ

茄子 なす

夏野菜の代表格の茄子。 薬膳のなかでも体を冷やす力の強い食材だそうです。 そのため、冷え性の方や下痢傾向のある方は控えめにした方がよいそうです。 体の冷えが気になる場合は、生姜や香辛料など体を温める力の強い食材と一緒に食べるとよい...
甘味(甘い) 涼性(体を冷やす) 大腸 余分な水分をだしてむくみすっきり:利水血の流れを活発にする:活血消化吸収を助ける:健脾体にこもった熱を冷ます:清熱
野菜/きのこ

ねぎ 長ねぎ 葱

ねぎなどの香辛料は、薬膳の中では体を温めるものが多いです。 長ねぎも同様で、体を温めるほか、全身の血と気力のめぐりを活発にし、胃腸の調子を整える働きもあると言われています。 風邪のひき初めによいと言われるのも納得です。 ねぎ特有の...
辛味(辛い) 温性(体を温める) 消化吸収を助ける:健脾
くだもの/ナッツ

秋の味覚の代表選手といえばくり。そのまま茹でたり、栗ご飯やモンブランなど何に利用しても美味しいですね。美肌に効くポリフェノールは渋皮に多く含まれているそうで、美容のためには渋皮煮が一番良いようです。ちょっとハードル高いメニューですね汗。
甘味(甘い) 温性(体を温める) 血の流れを活発にする:活血体力アップ、老化防止に効果がある:補腎痰を取り除く:化痰消化吸収を助ける:健脾
魚介類

タイ

古くから縁起物として欠かせない鯛。めでたいの語呂合わせが主な理由だそうです。特にうまみの強い魚で、どんな料理で食べても美味しいですよね。でも海外では余り食べられていない魚の様です。特に欧米ではなんでもどん欲に食べる鯛の性質からあまりいいイメ...
甘味(甘い) 温性(体を温める) 余分な水分をだしてむくみすっきり:利水体力アップ、老化防止に効果がある:補腎消化吸収を助ける:健脾母乳不足を補う:通乳
野菜/きのこ

オクラ

原産地はアフリカで、エジプトでは紀元前から栽培されていました。日本には幕末ごろ伝わったが、普及し始めたのは昭和50年代ごろになってから。 「オクラ」という名称は英語名で、本当の和名は「アメリカネリ」。 主なはたらき ・粘り成分が胃...
苦味(苦い)甘味(甘い) 平性(体の温度への影響が無い) 全身をうるおす:生津血の流れを活発にする:活血お通じを助ける:通便消化吸収を助ける:健脾
野菜/きのこ

山芋 やまいも

薬膳教室の先生が「畑のステロイド」って呼んでいたくらいパワーのある食材です。主に滋養強壮や虚弱体質改善に良いといわれています。一度に沢山食べるのではなく、少しずつを毎日食べるの方が効果があります。
甘味(甘い) 平性(体の温度への影響が無い) 疲労回復して気力をアップ:補気潤い肌になる:潤肺消化吸収を助ける:健脾
スパイス/ハーブ

生姜

体あっため野菜として有名な生姜(しょうが)。 薬膳でも同様の効果の食材の代表格です。生のものを蒸して乾燥させたものは乾姜(かんきょう)という生薬で、こちらも体を温め新陳代謝をたかめる効果があります。
辛味(辛い) 温性(体を温める) デトックス効果がある:解毒痰を取り除く:化痰咳を止める:止咳消化吸収を助ける:健脾
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